ビットコインを活用した Lightning Payment (ライトニング・ペイメント) 用のスマホアプリは多いですが、今回はパソコンをメインに使っている方におすすめな“ブラウザ版” Lightning アプリを紹介します。
ちなみに、Lightning Payment とはビットコインの最小単位である”satoshi (sats)”のやり取り、主にマイクロペイメントに特化した技術で、今、かなり注目を集めています。
今回記事にした Alby は、ブラウザ版の Lightning Payment アプリとしては、おそらくいちばん有名。もちろん完全無料なブラウザ版 Lightning アプリですのでご安心ください。
- 対応ブラウザ：Chrome, Firefox & Opera（※ただし、スマホ/タブレット向けブラウザは非対応）
Alby の使い方
アプリをインストールする
Alby は、ブラウザの拡張機能を使ったアプリです。対応ブラウザは、Chrome, Firefox & Opera（※ただし、スマホ/タブレット非対応）ですので、まずはアプリをインストールしていきます。
また、今回は僕が Chrome を使っていますので、今回は Google Chrome で解説します。
こちらが Alby の公式サイトです。「Install Alby」をクリックして、ご自分のブラウザにアプリをインストールしましょう（今回は Google Chrome にインストールしていきます）。
「Chrome に追加」をクリックします。
「拡張機能を追加」をクリックしてOKです。おめでとうございます。これにてブラウザへのインストールは完了です。
初期設定（サインアップ）
ここからサインアップ（ID登録）をやっていきますが、Albyをブラウザ上で安全に使用するために、まずは unlock password (アンロックパスワード) を決めていきます。アンロックパスワードとは、使用しない状態のときに自動ロックがかかるのですが、それを解除するパスワードのことです。
ではさっそく、サインアップしましょう。左にある「Sign up」をクリックしてください。
つづいて、メールアドレスとパスワードを登録します。サインアップ用のパスワードは、安全のため、先ほどのアンロックパスワードと異なるものを登録するのが望ましいです。
最後に任意の Lightning アドレスを決めます。●●●@getalby.com が あなたの Lightning アドレスになります。たとえば僕の場合なら【yutaro@getalby.com】です。
※メールアドレスのように見えますが、これは Lightning アドレスです。メールは送れない代わりに、ビットコインのライトニング・ネットワークを活用して bitcoin (satoshi) が送れます。
ライトニング・ペイメントのやり方
ここからは、実際に Bitcoin のライトニング・ネットワークを活用して、”Lightning Payment（ライトニング・ペイメント）”をやってみましょう。
satoshi (sats) を受け取ってみる
まずは受け取りから。メニューの「Receive」をクリックして、受け取り画面に進み、あなたが受け取りたい satoshi (sats) 数を Amount 欄に入力し、「Create invoice」をクリックします。今回は 100 sats に設定してみました。
Description は、いわばコメントみたいなものです。空欄でもOKですし、任意で入力してもOKです（日本語・絵文字可）。
これが受け取り用のQRコードです。自分自身の Lightning アプリ使って送る受け取る場合は、このQRコードをスマホから読み込みます。今回は、「Wallet of Satoshi (ウォレット オブ サトシ)」を使ってみました。
こちらは Wallet of Satoshi の送信用/支払い用の画面です（※Alby ではありません）。先ほど Alby で設定したQRコードを読み込むと、100 sats が反映されています。そのまま「送信（send）」をタップしましょう。
上の画像のとおり、実際に Wallet of Satoshi アプリから 100 sats を、僕のAlbyに送信してみました（yutaro@walletofsatoshi.com → yutaro@getalby.com）。
Wallet of Satoshi アプリから送信後に、Albyのページで緑のチェックマークとともに「payment received!」と表示されていれば、受信成功です。また、右上のステータスにも 100 sats と反映されています。
satoshi (sats) を支払ってみる
次は、satoshi (sats) を支払ってみましょう。「Send」をクリックすると、受け手の Lightning アドレスを入力する項目が出てきます。今回は僕の Wallet of Satoshi のアドレスである【yutaro@walletofsatoshi.com】で試してみましょう。
さっきの画面で「Continue」をクリックすると、送りたい satoshi の額（Amount）とメッセージ（Comment）の項目が出てきますので、任意で入力します。今回は、先ほど受信したAlby内にある 100 sats を送信してみます。
なぜだか送信できませんでした。よく見ると、他の Lightning Wallet に送信する場合は手数料が1%かかる可能性があるため、それ以下の satoshi (sats)しか送信できないようです。
なので、90 satoshi (sats) で再トライしてみたところ、無事に送信することができました。ただし、実際には手数料はかからなかったようです。Lightning 支払いは、送る satoshi (sats) が少なすぎる場合、その手数料は次回に持ち越されます。
ただし、当然ですが satoshi (sats) を持っていないと送信することができません。以下のページでは無料で satoshi (sats) をゲットできるたくさんの方法ついて紹介していますので、あわせて参考にしてください。
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また Alby は、画像のように自分専門の Lightning 受け取りページが自動でもらえます。たとえば僕の場合だと【https://getalby.com/p/yutaro】です。これは Alby のLightning アドレスの @ の前が反映されてます。
（例 ）yutaro@getalby.com → https://getalby.com/p/yutaro
(以上が、Alby の基本的な使い方です)
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